FORTE WELCOME PARTY in TOKYO

No.35 にFORTE kitchen をスタートさせる経緯について、簡単に触れました。
マンションプロジェクト・個人邸の発注がスタート、フォルテ社 社長・副社長
が来日する運びとなりました。

M社のS社長は元商社マン、外人さんの接待、どの様にもてなしたら喜ばれるか
はお手の物。

事務所を使用して「Welcome Party」を開催しました。

FORTE 社と取引する場合は
1.展示場設置
2.展示セットは○セット
3.年間○セット以上の発注
と厳しいハードルがあります。

M社展示はⅠ型 L:2400 キッチンのみ

調印
左端 通訳のドロタさん。日本人顔負けの日本語・文章も堪能!
自宅新築中 展示キッチンと同じシリーズを採用頂きました。

サイン
記者発表

当初FORTE社 社長は戸惑っていらっしゃいました。
しかしPartyが進むにつれ、フォルマノビッチ社長の
表情は和らぎ、ご満悦。

樽酒 kurtupa.jpg

翌日、K部長の案内で新幹線で京都へ
お寺、神社を巡り
仕上げは「舞妓さん」
クルッパさんは「着物」を着て大満足。
お二人ともすっかり「日本びいき」に・・・・。

東京に戻り、
有明で開催されている「住設展」へ
ユリカモメに喜び、国際展示場が目に入ると
「ワオー!グレート!!」

館内を案内し一通り見学終了。
するとフォルマノビッチ社長
「次のパビリオンに行きましょう」

「これで終了」と答えると
「?」

ヨーロッパの展示会では、幾つものパビリオンがあり
日本の規模の小ささに驚かれていました。

Kitchenplaza

日本とポーランド物価事情(続)

sutattfu2.jpg

話題が「日本のサラリーマンの給与」の話になり、
エリートは年収1000万、当たり前と話すと
さらに驚き・・・
 
東京の物価、特に「地価」が高い事を説明しても
彼等には通じません。

私の「家」マンションについて話題が移りました。

価格 5000万円($で換算し当時レートで説明)
「ワオー!ポーランドではお城が買える・・・・!」 

3LDK :70m2
「グレート!だけどたった70m2 ?」
「4.5畳の部屋? 勿論1畳を知るよしもありません。平米に
直して説明」
狭さに・・・・絶句

キッチン L:2100(2.1m)
「ミニキッチンですか?」

彼等が理解するには、さらに説明を要しました。
東京の物価の約1/10と思えば良いのですが。

しかし、
彼等の生活を聞けば、夏・冬の長期休暇
スイス、南仏でバカンスと羨ましい限り。

イタリアでも「ワーカーホリック」の日本人と言われ
決して豊かとは思えない、ポーランドの人々の
「生活の豊かさ」
考えさせられました。

アジア担当のトーマスの趣味は「馬」
「競馬?」
と尋ねると
「馬鹿言うんじゃない。自分の馬を増やし牧場を大きくするんだ」
と答えました。
彼は、前触れでは「日本語堪能」とのことでしたが
変な日本語を書け
絶えずジョークを言い、場の雰囲気を和らげる。
そんな方でした。

アーニャさん(日本の花子・太郎さんの様に,良くあるポピュラー
な名前)はロンドンの大学を卒業し、FORTEに新卒で入社。
フレッシュウーマンです。
気配りがすばらしく、ポーランド語、特に女性が話す
イントネーションが耳に心地よく響きます。
もちろん意味は?ですが・・・。

以前K部長から
ポーランドは、「レディファースト」が礼儀と聞きました。
時には、男性が膝まずき、女性の手をとり甲にキスをする」
と聞きました。

研修中、ワルシャワ市内の営業所を訪問した時の事
出迎えた所長さんが、アーニャさんの前で恭しく
膝まずき、手をとり、甲にキスをしました。

「映画の1シーン」かと思わせる出来事。
アーニャさんは、貴族出身の方だと知りました。

C&CKitchen

日本とポーランド物価事情

フォルテ社と取引が開始され、工場で研修となりました。
「システムキッチン」について改めて「レクチュア」を受ける必要等無いと
思いながらも、一人で参加。

工場奥の宿舎に1室が用意され、5日泊まり込みました。
室内は全てフォルテ社の家具。(小さなモデルルーム)
ミニキッチンがあり、大型冷蔵庫にパン・ハム・ソーセージ・チーズ・野菜が用意され
トースター・ポット(旧式)を利用してセルフで朝食。
食糧全てのボリュームに驚きました。
お風呂はシャワーユニット。

研修は講師「ヤボルスキー・デザイナー」
しかしポーランド語
女性担当者(アーニャ)が英語で通訳というスタイル。

しかし技術の事柄は言葉の壁を超え、結構分かり合えるものです。
すっかり意気投合しました。

staff.jpg

左端 ヤボルスキー(デザイナー)地区営業 アーニャ(担当)トーマス(アジア担当)

staff2.jpg

ディナー時に(定宿にて)
「上野さん、ワルシャワの何処のホテルに泊まったの?」
「ホリデイ・イン」と答えると
一瞬奇妙な静寂が・・・・。

「上野さん、凄い金持ち!」と言われました。
聞けば、彼等の月収が300$
最初週給かと思いましたが、月収で間違いありません。

1ヶ月分の収入と同じ、宿泊代のホテルに泊まる日本人が
異様に思えたのでしょう。

注)2012.1 時点で、ネットで日本のビジネスホテル並み
  の金額で宿泊できるホテルがあります。
  価格破壊が起こっているのでしょうか・・・

10数年前の事ですが、現在でも月収500$程度
ワルシャワの物価、特に外人向けホテル等すさまじい事に
なっておりました。

ちなみに、この時のディナー代金
フルコース・ビール・ワインを含め40$程(全員分です)
羨ましい金額ですが、彼らには大金です。

C&CKitchen

FORTE社・工場

ポーランド・FORTE(フォルテ)社は、ロシア連邦崩壊後襲った経済不況時に
「フォルマノビッチ社長」が、倒産に追い込まれた家具工場を買い取り、
ドイツ有名企業の「アルノ社」と技術提携し、工場再開したものです。

forumanobittchi.jpg

お土産に月並みですが「扇子」を持参。
しかし大きな手で直に開けようとしました。(左右にねじらず)
説明しなければ確実に「破壊」されていたでしょう。

扇子を渡すときは「開け方の説明」が必要。

大きな体でハグされると、私の体は隠れてしまいます。

ドイツ技術の導入、しかし資本提携はせずが、一つのポイントです。
アルノ社の「支配」を避けるためでしょう。

それまでの工場ラインを、ドイツ技術を取り入れ、
ポーランドの大統領を広告塔にする等、各国に工場建設、販売網整備と
旧統治時代とは比べ物にならない、ヨーロッパ有数の家具工場となっています。

広大なショールームの同じ敷地奥に工場があります。
建物外観は旧時代の名残を残していますが、
工場内部はコンピューター管理された近代工場で、広大な内部は「自転車」を必要とする程です。
工場、交代時には数百人の職工さん達が、出・退勤する様は壮観です。

koujou4.jpg

敷地内にテニスコート・奥に工場建屋が見えます。

koujou2.jpg

koujou3.jpg

koujou 工場内

koujou5.jpg

生産された「ノックダウン家具」
イケアでもお馴染みの「組み立て式家具」

kokuminnsha

ポーランド国民車
フィアットのポーランド番・日本の「スバル360」の様なものでしょうか。
いまでも数多く見かける可愛い車です。
右手のノボリ「ショールームのフェア―開催中」

C&CKitchen

フォルテ社周辺景観

ワルシャワ郊外のマゾべツカは小さな街
周辺は農家が点在するのどかな景観です。
何故かのんびり・ゆったり時間が流れる そんな場所です。

ホテルは日本のペンション・プチホテルといった趣です。
室内は豪華さはありません。

ホテル1
パラソル
ドア

しかし大理石貼りの廊下・重厚な無垢材のドア 
小口はバリの残ったまま 開けるときのドッシリ感
さらに室内にもう1枚ドアが。

テラス

オープンテラス

日本との違いを感じさせられます。

ほてる2

もう1軒のホテル
こちらのホテルが定宿となりました。
右側の建物がレストランです。

ベット
20120117151129102[1]

カーテン・ベッドカバー・ソファが同じ生地

工場周辺は重厚な感じの農家が点在しています。
ガッチリとした建物で歴史を感じます。

農家
shuuhenn.jpg

夏場夕刻テラスで、ビールを飲み楽しそうに談笑している家族の姿を見ました。
北海道と似た風景の中、こういう「ゆったりとした生活」もあるんだと
羨ましく思えました。

kousoku.jpg

現在は高速道路が通り、景観は一変しました。
高速道路の出来た辺りにあった家は消えました。

開発が自然破壊をもたらす・・・・。
寂しい現実です。
EURO圏加入による変化でしょう。

C&CKitchen

ポーランド・フォルテ社訪問

ワルシャワ・ホテル「ホリデイイン」にて、フォルテ社より車でピックアップ。
出迎えの営業マンも何か他人行儀。
愛想の無い男性。

市内を抜ける時に「ワルシャワ動物園」の前を通りました。
社名 Fabryki Mebli FORTE SA zoo.を思いだし
「Forte社のシンボルマークの象さんと、zoo(英語で動物園)と意味があるの?」
と聞きました。

営業マンは笑い転げるばかり、答えてくれません。
少々腹立ちました・・・・・。

工場に到着。
ショールーム・工場の大きさにビックリ!
壮大な敷地に天井の高いガラス貼りスペース、日本では考えられません。

ショールーム

forte工場

一室に通され副社長(営業部門統括 クルッパさん)と面談。
この時も 立て続きに
「会社の規模は? どれ位販売するの?・・・・」と
事務的な質問。

クルッパ 
「パーティ時に撮影」

しょか

何か愛想ない話ぶりに、
「ポーランド人の気質なのかな」と勝手に思っておりました。

後日判明したのですが、以前日本の会社と取引して
ひどい目に会ったそうで、「日本人不信」に陥っており、招かれざる客だったそうです。

クルッパさんは後日、私とFORTEと直取引に結び付けてくれた方です。
長い人生の中で、方向付けに重要な役割を与えてくれた方です。

C&CKitchen
プロフィール

kitchenplaza

Author:kitchenplaza
早稲田大学経済学部卒業/30数年前に東芝にてシステムキッチン業務を開始(企画開発業務)/三井ホームにてキッチン事業構築、輸入キッチン(ポーゲンポール・ジーマティック)等経験後独立

数多くの輸入・国産キッチンの開発販売にたずさわり『日本のキッチンは高すぎる! 』の信念にもとずき「リーズナプルプライス・高品質キッチン」 の提供をライフワークとして取組んでおります。

事業開始後2016年1月現在300件を超えるお客様にキッチン・家具をお届けしてまいりました。

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