間違いだらけのキッチン選び No.2 日本で流通しているブランドってどのくらいあるの?-2
✱国産システムキッチン
国内には大小、数多くのブランドが存在します。
出身母体から分類しますと
1.流し台メーカー :サンウェーブ.クリナップ.NAS.タカラスタンダード.ヤジマ
TOYOキッチン等
クリナップはキッチン黎明期からの老舗で、
「システムキッチン」の名前は、当時の開発部長井上さんが名付親
とされます。
サンウェーブは、高級化路線をめざしドイツ最高峰キッチン
SieMaticを販売した時期もあります。(本ブログに記事)
タカラはホウロウ扉材を使用した、ユニークなメーカー
TY社 イタリアデザインを取り入れ、ステンレス素材を
キッチンに採用 高級キッチン
2.衛生陶器メーカー:TOTO.INAX
ご存じ、水回り機器の総合メーカー
3.家具・建材 :CUCINA.YAMAHA.EIDAI
C.Y社は老舗メーカーで、黎明期からのメーカー
4.専門メーカー :キッチンハウス
KH社 キッチン黎明期に、ドイツ工場の製作機械、製造ラインを導入した老舗。
現在創業者は退き新たな会社となっております。
高級・高額キッチン
5.家電 :パナソニック電工
総合家電メーカーとして豊富なビルトイン機器を提供
機器*人気商品は、自社キッチン以外流通させないという
販売戦略をとっております。
✤黎明期の「システムキッチンの歴史」については、本ブログ記事
2011.1を参照下さい。エピソードを紹介しております。
現状の問題点.課題
1.一部の企業を除き、現在流通している「ブランド」には
共通の事柄がみられます。
「システムキッチン」を一つの商品としてくくり、I型2550 oooo円と言う形で
販売している事です。(パッケージプラン)
個々のユーザーの持つ、希望、ニーズ、抱く拘りは様々です。
対応するためには、専門スタッフの、かなりの労力と時間を要します。
大企業には、効率がポイントです。
大量生産・販売を目指さざるを得ません。
「システムキッチン」
に必要な、小ロット、個別コンサルテーション・非効率販売にはなじめません。
手間をかけずに販売する1手法が、「パッケージプラン」です。
ベテラン・キッチンスペシャリストを育てるには、長い年月、コストを要します。
ショールームでは、CAD図面、見積のみの提供で、家の中での収まり・工事等は
販売店に委ねられます。
分業制をとらざるをえない、大手企業の宿命でしょう。
「システムキッチン」は
住宅との整合性、設備、個々のユーザーのライフスタイル等、勘案しなければ
意味なしません。
2.機器メーカーとの連携がなく、自社の器具以外のものを採用する場合は
?マークが生じます。
ショールームスタッフは、自社商品に対する知識は教育されていても、
他社、ひいては外国製機器については、対応は難しいでしょう。
3.ベテラン・キッチンスペシャリストの欠如
私が対応させて頂いたお客様から、良く聞く事があります。
「ショールームの担当者が頼りない、知らないことが多すぎ、
質問しても答えられない」等
建築・工事・機器の使い勝手が分からない・・・・
ショールームで、接客だけしていても、それは無理です。
ある女性、ベテランキッチンスペシャリスト(ドイツキッチン扱い会社:GAIA在籍)は、
お一人で、一月に何件も対応され、お客様からの信頼も厚い・・・
短期間で、出来あがった訳ではありません。
4.中小キッチンショップでの、過酷な労働条件も問題です。
一通り経験し、これからという時に、他の会社に転職。
ある会社についた不名誉な名前が
「○○キッチンスペシャリスト・トレードセンター」
社員が度々変わる、人材育成が出来ない会社が多い業界、
残念です。
5.各社の商品に、際立つ特色がなく、差別化されていない。
①
②
③
④
写真は国産キッチンの類似デザインの写真です。
写真を見ただけでは、どのブランドか?
正解は
①INAX ②キッチンハウス ③パナソニック ④クリナップ
国内には大小、数多くのブランドが存在します。
出身母体から分類しますと
1.流し台メーカー :サンウェーブ.クリナップ.NAS.タカラスタンダード.ヤジマ
TOYOキッチン等
クリナップはキッチン黎明期からの老舗で、
「システムキッチン」の名前は、当時の開発部長井上さんが名付親
とされます。
サンウェーブは、高級化路線をめざしドイツ最高峰キッチン
SieMaticを販売した時期もあります。(本ブログに記事)
タカラはホウロウ扉材を使用した、ユニークなメーカー
TY社 イタリアデザインを取り入れ、ステンレス素材を
キッチンに採用 高級キッチン
2.衛生陶器メーカー:TOTO.INAX
ご存じ、水回り機器の総合メーカー
3.家具・建材 :CUCINA.YAMAHA.EIDAI
C.Y社は老舗メーカーで、黎明期からのメーカー
4.専門メーカー :キッチンハウス
KH社 キッチン黎明期に、ドイツ工場の製作機械、製造ラインを導入した老舗。
現在創業者は退き新たな会社となっております。
高級・高額キッチン
5.家電 :パナソニック電工
総合家電メーカーとして豊富なビルトイン機器を提供
機器*人気商品は、自社キッチン以外流通させないという
販売戦略をとっております。
✤黎明期の「システムキッチンの歴史」については、本ブログ記事
2011.1を参照下さい。エピソードを紹介しております。
現状の問題点.課題
1.一部の企業を除き、現在流通している「ブランド」には
共通の事柄がみられます。
「システムキッチン」を一つの商品としてくくり、I型2550 oooo円と言う形で
販売している事です。(パッケージプラン)
個々のユーザーの持つ、希望、ニーズ、抱く拘りは様々です。
対応するためには、専門スタッフの、かなりの労力と時間を要します。
大企業には、効率がポイントです。
大量生産・販売を目指さざるを得ません。
「システムキッチン」
に必要な、小ロット、個別コンサルテーション・非効率販売にはなじめません。
手間をかけずに販売する1手法が、「パッケージプラン」です。
ベテラン・キッチンスペシャリストを育てるには、長い年月、コストを要します。
ショールームでは、CAD図面、見積のみの提供で、家の中での収まり・工事等は
販売店に委ねられます。
分業制をとらざるをえない、大手企業の宿命でしょう。
「システムキッチン」は
住宅との整合性、設備、個々のユーザーのライフスタイル等、勘案しなければ
意味なしません。
2.機器メーカーとの連携がなく、自社の器具以外のものを採用する場合は
?マークが生じます。
ショールームスタッフは、自社商品に対する知識は教育されていても、
他社、ひいては外国製機器については、対応は難しいでしょう。
3.ベテラン・キッチンスペシャリストの欠如
私が対応させて頂いたお客様から、良く聞く事があります。
「ショールームの担当者が頼りない、知らないことが多すぎ、
質問しても答えられない」等
建築・工事・機器の使い勝手が分からない・・・・
ショールームで、接客だけしていても、それは無理です。
ある女性、ベテランキッチンスペシャリスト(ドイツキッチン扱い会社:GAIA在籍)は、
お一人で、一月に何件も対応され、お客様からの信頼も厚い・・・
短期間で、出来あがった訳ではありません。
4.中小キッチンショップでの、過酷な労働条件も問題です。
一通り経験し、これからという時に、他の会社に転職。
ある会社についた不名誉な名前が
「○○キッチンスペシャリスト・トレードセンター」
社員が度々変わる、人材育成が出来ない会社が多い業界、
残念です。
5.各社の商品に、際立つ特色がなく、差別化されていない。
①


③


写真は国産キッチンの類似デザインの写真です。
写真を見ただけでは、どのブランドか?
正解は
①INAX ②キッチンハウス ③パナソニック ④クリナップ