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三井ホームでシステムキッチン事業の構築(続)

エピソード4.

当時、三井ホームの中でアメリカ製「アルダーブルック」というキッチンが標準仕様で使われておりました。カントリーテーストな無垢扉のキッチンでしたが、モジュール寸法はインチ・cmに換算するのがめんどうなものでしたがいわゆる米国仕様。金具の粗雑さ、キャビネットの内部仕上げが粗雑、という代物でした。

元々開拓者魂で移住された人々は細かい、ドイツ仕様等必要なく、基本さえ満たせば、拘らない国民性だったのでしょうか。
 
この頃には、日本市場に結構でまわっておりましたが、現在は米国もドイツ仕様に変わりつつあります。 アメリカに旅した時にキッチンを見ましたが、なんとキャビネットの背板がなく、建物の下地のままでした。
考えてみれば、背板がなくても事足りる訳ですから、合理的と言えるのかも知れません

ushouse.jpg

サンフランシスコ 郊外 ゴルフ場に隣接する「モデルハウス」
のメインキッチン 1993(平成5年)

sanfransisco ゴルフ


日本中が「バブル景気」に浮かれていた頃、三井ホーム1軒「チューダーヒルズ」で、1億円を越えるお客様が現れ「アルダーブルック・キッチン」が数百万という金額で装備されました。

チューダーヒルズ

 チューダーヒルズ(三井ホーム URL より)


ある日、お客様が突然来訪され「VIP」ということで、キッチンデザイナーと同席しました。お会いした時、 後ろ姿しか見られず、金髪で「アメリカ」の方?と思い、当時英語がだめだった私は、心の中でうろたえました。

実際は日本の方でしたが、米国にいらっしゃる事が多く、日本にはたまに戻られる。その時の「住まい」だそうです。三井ホームの営業も当初、このお客様の素性が分からず、半分眉唾ものと思っていたそうです。

契約時に顧問弁護士を伴い来訪、無事契約に至って始めて、眉唾では無かったと思ったそうです。

バブル景気に日本中が踊らされていた時代の象徴的なエピソードです。


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プロフィール

kitchenplaza

Author:kitchenplaza
早稲田大学経済学部卒業/40数年前に東芝にてシステムキッチン業務を開始(企画開発業務)/三井ホームにてキッチン事業構築、輸入キッチン(ポーゲンポール・ジーマティック)等経験後独立

数多くの輸入・国産キッチンの開発販売にたずさわり『日本のキッチンは高すぎる! 』の信念にもとずき「リーズナプルプライス・高品質キッチン」 の提供をライフワークとして取組んでおります。

事業開始後2020年1月現在350件を超えるお客様に
キッチン・家具をお届けしてまいりました。

最近は キッチン以外 時事 旅行 クッキング 日常等 脈絡なく記しています。

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