間違いだらけのキッチン選び N0.13 輸入システムキッチンは何故高いの?-1
30数年前、私が目にしたドイツ・アルノキッチン
キッチンハウス 駒沢ショールーム
衝撃は、今でも鮮明に記憶しております。
(初代キッチンハウス・後に国産化・現在は上野毛に移転)
現在では「システムキッチン」は定着し、当時とは様変わり・・・
万感の思いがあります。
然し、輸入キッチン、国産キッチンの上級グレードのものは
一部富裕層しか 手が出せない価格になっております。
何故、そんなに高価なのでしょうか?
流し台キャビネット1台が100万yen
扉2枚・鏡板2枚・キャビネット本体で・・・
一つずつ見積明細を見ると、驚かされます。
高額な理由
1.海上輸送費
言うまでも無く 海外の輸入品は ドイツ・イタリア・アメリカ
カナダ等、日本からはるかかなたに工場があります。
生産された部材(概ねキャビネットが主)は 工場からコンテナに入れられ
積み出し港へトラック輸送
船便で1-2ヶ月要し、東京、横浜港まで運ばれます。
![img-02[1]](https://blog-imgs-49-origin.fc2.com/c/c/k/cckitchen/20131203083633fa2.jpg)
通関業務をへて、それぞれのストックヤードへトラック輸送
さらに 各現場へトラック輸送・取付工事となります。
現場まで直接コンテナ配送
2.日本での倉庫保管
各プロジェクト毎に出荷管理
その為の人的資源
3.ショールーム費用・展示商品
4.人的資源(設計・営業・工事管理・総務経理)
とりわけ負担が大きいのがショールーム・事務所・費用
----------------------------------------
仮に30,000-/坪 100坪として 300万/月
保証金・展示品・設備等の償却 100万
人件費 40万x20人 800万
広告宣伝費 100万
事務所・車両運営費 100万
営業経費 100万
合計 1500万 (年間 18000万)
-----------------------------------------
5.必要利益 30-40% ?
各社それぞれ商品コストに
上記費用を上乗せしなければなりません。
あくまで仮定の数字ですが、工場原価の〇倍の価格設定
で販売しないと、企業として成り立たない訳です。
中にはショールーム展示キッチン 上代が3000万 最低でも800万
というブランドもあります。
セレブと呼ばれる方しか手が出ません・・・
海外のキッチン(オリジナル)ホームページを見ると
驚きの価格で販売されております。
日本の住宅事情では入りきらないサイズのキッチンが
フル装備(器具・冷蔵庫込)で
日本のK-car 以下の値段が提示されています。

4556€(ユーロ)日本円で¥615000- 月賦払い ¥15300- 3年 という支払い例も
日本で購入したら800-1000万でしょうか・・・

ポーランド Forte SR 展示キッチン
キッチン本体 10697 zl-414,000-yen
器具(ref込み) 7757 zl-223,000-yen
計 18454 zl-637,000-yen エンドユーザー価格(定価)
<続>
シー&シー・キッチン
キッチンハウス 駒沢ショールーム
衝撃は、今でも鮮明に記憶しております。
(初代キッチンハウス・後に国産化・現在は上野毛に移転)
現在では「システムキッチン」は定着し、当時とは様変わり・・・
万感の思いがあります。
然し、輸入キッチン、国産キッチンの上級グレードのものは
一部富裕層しか 手が出せない価格になっております。
何故、そんなに高価なのでしょうか?
流し台キャビネット1台が100万yen
扉2枚・鏡板2枚・キャビネット本体で・・・
一つずつ見積明細を見ると、驚かされます。
高額な理由
1.海上輸送費
言うまでも無く 海外の輸入品は ドイツ・イタリア・アメリカ
カナダ等、日本からはるかかなたに工場があります。
生産された部材(概ねキャビネットが主)は 工場からコンテナに入れられ
積み出し港へトラック輸送
船便で1-2ヶ月要し、東京、横浜港まで運ばれます。
![img-02[1]](https://blog-imgs-49-origin.fc2.com/c/c/k/cckitchen/20131203083633fa2.jpg)
通関業務をへて、それぞれのストックヤードへトラック輸送
さらに 各現場へトラック輸送・取付工事となります。

2.日本での倉庫保管
各プロジェクト毎に出荷管理
その為の人的資源
3.ショールーム費用・展示商品
4.人的資源(設計・営業・工事管理・総務経理)
とりわけ負担が大きいのがショールーム・事務所・費用
----------------------------------------
仮に30,000-/坪 100坪として 300万/月
保証金・展示品・設備等の償却 100万
人件費 40万x20人 800万
広告宣伝費 100万
事務所・車両運営費 100万
営業経費 100万
合計 1500万 (年間 18000万)
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5.必要利益 30-40% ?
各社それぞれ商品コストに
上記費用を上乗せしなければなりません。
あくまで仮定の数字ですが、工場原価の〇倍の価格設定
で販売しないと、企業として成り立たない訳です。
中にはショールーム展示キッチン 上代が3000万 最低でも800万
というブランドもあります。
セレブと呼ばれる方しか手が出ません・・・
海外のキッチン(オリジナル)ホームページを見ると
驚きの価格で販売されております。
日本の住宅事情では入りきらないサイズのキッチンが
フル装備(器具・冷蔵庫込)で
日本のK-car 以下の値段が提示されています。

4556€(ユーロ)日本円で¥615000- 月賦払い ¥15300- 3年 という支払い例も
日本で購入したら800-1000万でしょうか・・・


ポーランド Forte SR 展示キッチン
キッチン本体 10697 zl-414,000-yen
器具(ref込み) 7757 zl-223,000-yen
計 18454 zl-637,000-yen エンドユーザー価格(定価)
<続>
シー&シー・キッチン