ユーザー宅訪問(浦安市・K様)震災後の生活状況
報道では分からない、生のお話をお聞きし、改めて「被災生活」の大変さを痛感致しました。
3.26記事に掲載しましたが、K様ご家族は震災発生時、ハワイからの帰路・飛行機の中、
成田に着陸出来ず札幌へ。2日間足止めされたそうです。
戻った時は停電・断水だったそうですが、数日後には電気、水道がOKに。(オール電化でガスは無し)
しかし数日後下水管から逆流、排水できなくなりました。
トイレ、洗面、キッチンの水を使用出来ず。
「一番困ったのはトイレ」
トイレ(大)、は市より提供された「ビニール袋・ペットシート状のもの・凝固剤」を使用し、
新聞紙・ビニール袋に入れ「生ゴミ」として処理
トイレ(小)は庭に穴を掘り捨てて処理。
近くの公園に「仮設トイレ」が設置されたそうですが、大勢の人の使用により、すぐに
汚れてしまい、使用する気になれなかったそうです。
水は出ても使えずの状態で奥様は最初の1週間は風呂無し。
子供さんは友人宅にもらい風呂。

近くの道路から水が噴出しており、
水道水と判明。娘さんの朝の洗面所となったそうです。
近隣のホテル(舞浜ホテル・シェラトン・ヒルトン等)が ¥500
で大浴場を開放してくれ大変助かったそうです。
タオル・シャンプー等全て用意してくれ、従業員の方々の気配りが素晴らしく
喜ばれていました。
お風呂は日本人の原点・このような非常時には本当に嬉しかったそうです。
落ち着いてからご家族で、お礼の意味をこめて「ディナー」に行かれたそうですが、
この時の対応が素晴らしく「すっかりファンになってしまいました」と話されていました。
震災時、ディズニーランドの従業員の行動が素晴らしいと、報道されていました。
一方、JRの対応(震災時に駅を全てクローズしてしまった)に
石原東京都知事が噛み付いていましたが、
お役所仕事の感覚のJRと、民間企業の違いが明らかになった事例だと思います。
現在の浦安市舞浜地区の状況は、応急処理であり、
本格的な復旧作業は来年度の市の予算でまかなうそうです。
「液状化対策」を盛込んだインフラ整備は出来ないのでしょうか?
新潟・阪神地震を経験してきているにも係わらず、同じことが起きる、
「政府は何を・・・・」
とつい言いたくなります。
東北被災地でのボランティアの活動をお聞きし、日本人として嬉しく思うことがありますが、
浦安市でも奥様が同様の話をされました。

写真にもありますが家の周囲・庭の噴出した土砂の量は物凄く、とても個人では処理できません。
しかし「近隣住民の協力・ボランティアの方々に助けられた」と話されていました。
黙々と働く知らない人がいると思ったら「ボランティア」の方だったそうです。
浦安市の基準で、建物損傷程度により「見舞金」が支給されるそうですが、K様宅は建物
損傷ゼロで対象外だそうです。
今後の本格処理費用は全て自己負担だそうです。
日本で「安全な暮らし」をするためには、
個人の「自己責任」で対応しなければならないのでしょうか・・・・?
C&CKitchen
3.26記事に掲載しましたが、K様ご家族は震災発生時、ハワイからの帰路・飛行機の中、
成田に着陸出来ず札幌へ。2日間足止めされたそうです。
戻った時は停電・断水だったそうですが、数日後には電気、水道がOKに。(オール電化でガスは無し)
しかし数日後下水管から逆流、排水できなくなりました。
トイレ、洗面、キッチンの水を使用出来ず。
「一番困ったのはトイレ」
トイレ(大)、は市より提供された「ビニール袋・ペットシート状のもの・凝固剤」を使用し、
新聞紙・ビニール袋に入れ「生ゴミ」として処理
トイレ(小)は庭に穴を掘り捨てて処理。
近くの公園に「仮設トイレ」が設置されたそうですが、大勢の人の使用により、すぐに
汚れてしまい、使用する気になれなかったそうです。
水は出ても使えずの状態で奥様は最初の1週間は風呂無し。
子供さんは友人宅にもらい風呂。

近くの道路から水が噴出しており、
水道水と判明。娘さんの朝の洗面所となったそうです。
近隣のホテル(舞浜ホテル・シェラトン・ヒルトン等)が ¥500
で大浴場を開放してくれ大変助かったそうです。
タオル・シャンプー等全て用意してくれ、従業員の方々の気配りが素晴らしく
喜ばれていました。
お風呂は日本人の原点・このような非常時には本当に嬉しかったそうです。
落ち着いてからご家族で、お礼の意味をこめて「ディナー」に行かれたそうですが、
この時の対応が素晴らしく「すっかりファンになってしまいました」と話されていました。
震災時、ディズニーランドの従業員の行動が素晴らしいと、報道されていました。
一方、JRの対応(震災時に駅を全てクローズしてしまった)に
石原東京都知事が噛み付いていましたが、
お役所仕事の感覚のJRと、民間企業の違いが明らかになった事例だと思います。
現在の浦安市舞浜地区の状況は、応急処理であり、
本格的な復旧作業は来年度の市の予算でまかなうそうです。
「液状化対策」を盛込んだインフラ整備は出来ないのでしょうか?
新潟・阪神地震を経験してきているにも係わらず、同じことが起きる、
「政府は何を・・・・」
とつい言いたくなります。
東北被災地でのボランティアの活動をお聞きし、日本人として嬉しく思うことがありますが、
浦安市でも奥様が同様の話をされました。

写真にもありますが家の周囲・庭の噴出した土砂の量は物凄く、とても個人では処理できません。
しかし「近隣住民の協力・ボランティアの方々に助けられた」と話されていました。
黙々と働く知らない人がいると思ったら「ボランティア」の方だったそうです。
浦安市の基準で、建物損傷程度により「見舞金」が支給されるそうですが、K様宅は建物
損傷ゼロで対象外だそうです。
今後の本格処理費用は全て自己負担だそうです。
日本で「安全な暮らし」をするためには、
個人の「自己責任」で対応しなければならないのでしょうか・・・・?
C&CKitchen